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おしおき(イケメン大奥*永光)R18

第1章 発覚


雲雀の帯締めをほどき、襟元を無理矢理引っ張る。

「いやぁ…っ…!」

しんとした夜のなかに声が響いた。
着物の袖で雲雀の口を慌てて塞ぎ、

「状況がわかっていないようですね?」

やれやれというようにため息をつく。

「貴女のような町娘には他のやり方をして差し上げましょう」
ひょいと雲雀を抱えあげ、隣の寝室へと連れると

「ちなみに人払いはしてあります。
が、あまり喚かれると興が冷めるのですよ」

いちおうは丁寧に布団の上に雲雀をおろし、
もうぐちゃぐちゃになっている着物を脱がせてしまう。

「……っ!」

小さな行灯しかない部屋だが、雲雀の白い肌は十分に照らされていた。

この後起こるであろう事に怯えて
ぎゅっと身を固くさせて永光の腕の中で遠くを見る。

(日向様、ごめんなさい…)
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