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【基山ヒロト】怖いです!嫌です!近くに来ないで!!

第9章 不思議なコト


大丈夫なわけない。
だって、多分自分の初恋だったから。

辛くて仕方ないよ
だけども彼は架空の人物であり、この世にはもう居ない人なのだから。

「流星ちゃん!」

廊下を歩いていたら後ろからそう聞こえた。聞き覚えのある声…そして今は聞きたくなかった声…

「…さん…」
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