第1章 第一章【過去と現在】
ピピピピピピピ
朝、それは何時もこのクソみたいに五月蝿い目覚ましから始まる
貴方「んむぅ~…」
重いまぶたをゆっくりと開け、手探りで目覚まし時計を探し止める。
数分間ベットの上でボーッとしてから、ゆっくりと体を起こし、軽く伸びをする。
貴方「あー....あー....」
私はちゃんと声がでるか確認をする。
昨日は夜中まで沢山実況動画撮っていて声がガラガラになってないか心配だったが大丈夫なようだ。
(よかったぁ......)
実況者=声命 だからよかったぁ...
ホッとしながら私はベットから降り、リビングへと足を進めた。
ガチャ
貴方「おはよぉ」
と挨拶をしても返してくれる人は居ないんだけどね。
親は二人とも2年前に他界。
私がちょうど20歳くらいかな?
私は冷蔵庫を漁り昨日の余り物を手に取り食べる。
あぁ、これ、昨日塩入れすぎて失敗しちゃったやつか.....
ウエェマズイ....
食器を食器洗浄機にいれ、仏壇の前に立ち、手を合わせる
私は家で独りぼっち。