• テキストサイズ

狂った僕を止めて

第1章 憂鬱な毎日〜救いは痛み〜


俺〔安田章大〕は事務所に来るのが憂鬱になっていた
理由?理由は嫌がらせの手紙…毎日のように届きよる。
メンバーに?、そんなん言えるわけないやろう〜

楽屋へ行くと大量のファンレターの数々
見ることは怖くなっていた
スタッフに処分を頼み片付けさせた

メンバーは不思議がっていたが…何も言わなかった


雑誌撮影が終わり楽屋へ行くと
手紙が置いてあった
何気なしに見て、俺は固まった
理由……理由は昨日の俺の一日の様子の写真が複数入っていて、手紙には白い物がついていた

………メンバーが来る前に室内にあるトイレへと駆け込むと、カッターで左手首をきりつけた
ス―――と流れ出す紅い雫

僕を救うのはこの痛みだけ
メンバーにはバレないようにリストバンドをした

痛みは俺を解放してくれる唯一の……
/ 7ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp