第4章 憂鬱な朝
翌日~…
「流星ちゃーん!!!」
「あっ!士郎くん。」
「おはよう!」
「おはよう…」
士郎くんはいつも笑顔。
まるで…………
あの日のことを忘れたみたいに……
「流星ちゃん?」
「!!へっ!?」
「何かおかしいよ?大丈夫?」
「だっ大丈夫だよ!!!」
本当は、大丈夫なんかじゃない…
だって…アツヤくん居なくなっちゃたんだよ!?
……あの、
あの約束はどうなるのよ!!!
「………。」
アツヤくん///
「そろそろ…学校、行こっか!!早く行かないと遅刻するしね!!」
「あっ……」
「ね?」
「う…うん。」
こんな感じで毎朝、
士郎くんに連れて行ってもらうんだけど。
…………
本当は……三人で…
登校したかったな………。