第12章 手紙
{「アツヤは死人なんだよ?」}
さっきの言葉が頭に残っている。
なんなの…………?
士郎くんはアツヤくんのこと…
嫌いになっちゃったの…?
もう、どうしたらいいかわかんないよ。
「流星ちゃーん!」
??玄関から…?
「はーい。って烈斗くん!?」
「おー。お久しぶりだべ!!」
烈斗くんは隣に住んでいる同級生。
「何かあった?」
烈斗くんが家に来るのはとても珍しい…
「それはだべ。吹雪が行ってからしばらくしたら、流星ちゃんに渡して欲しいと言われてた物を届けに来ただべさ!ほれ!」
「えっ!?あぁ、うん。」
渡されたのは
一枚の封筒………
「みるだべさ!!!」
「うん…」
改まってなんだろう。
ピラッ
と私は封筒をあけた…