第10章 通話
それから一週間。
士郎くんとアツヤくんは、
どうしているのか……
楽しくやっているといいな。
PiPiPi…………
あっ。
電話…………。
「はい?」
「あっ流星ちゃん?」
「士郎くん!」
「元気だった?」
そう、質問してくれる。
「うん。てか、昨日も電話しているじゃない///」
「まぁ………うん///君のことが本当に心配なんだ。」
士郎くん………。
毎日電話をしてくれる。
「元気?」だたそれだけの質問すればしてきた。
士郎くんなりの心配の仕方。
とても嬉しかった。
私は、士郎くんの方が心配なんだけどな…
そして、
ずっと聞けなかったこと。
「あのっ!」
「ん?」
「アツヤくんは元気………?」