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薄桜鬼~いと小さき君の為に~

第7章 あとがき


第5章沖田総司編について


まずは……ごめんなさい。

本当にごめんなさい。

このあとがきを書いてる今でもまだ後悔しています。

読者様からも結構な数の「沖田さんを幸せにしてあげて欲しかった」という旨のメッセージを戴きました(涙)

~いと小さき君の為に~を書き始めた時に、沖田さんのお相手はまた新たなヒロインを登場させようか…とも考えたのですが、それでもどうしても有希ちゃんしか思い付かなかったんです。

~君ノ記憶~、~最愛~と続いた沖田さんと有希ちゃんの物語は想像以上に自分の中で大切になっていて、沖田さんにも有希ちゃんにも他のお相手なんて有り得ない…と思ってしまった。

だから逆に、この2人がもう他の人に出会わないように…と、こんなお話を創ってしまったのかもしれません。


有希ちゃんの事が好きで好きで仕方がないのに、病に冒されてる自分が無性にもどかしくて情けなくて、頻繁に有希ちゃんを困らせてしまう沖田さん。

そんな沖田さんの辛さをちゃんと理解して、無償の愛で包み込む有希ちゃん。

長きに渡り、すったもんだを繰り返してきた2人に訪れた最高の幸福。

そう、有希ちゃんご懐妊です。

……っつーか、恐らくほぼ毎日沖田さんと×××……だっただろうに、やっとかよ(←さまぁ~ず三村さん風に)

有希ちゃんが沖田さんに子供が出来た事を告げるシーン、書いてる私も凄く幸せでした。

ずっと顔がニヤニヤしてた~♥

特に……

「ああ……早く会いたいなぁ。男の子かな…女の子かな。
 う~ん……僕はどっちでもいいや。
 とにかく早く会いたいよ。」

「生まれるのはまだ大分先ですよ。」

「ね…有希ちゃんは?どっちがいい?」

「私は男の子がいいです。
 ……沖田さんに良く似た男の子。」

「……有希ちゃん。」

↑↑↑↑↑ここ!!このシーン!!!

書いてて甘過ぎて、幸せ過ぎてブルッた(笑)

ここは作者も本当に大好きなシーンです。

それなのに………

幸福の絶頂から、不幸のドン底まで叩き落としてしまいました。
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