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薄桜鬼~いと小さき君の為に~

第6章 愛しすぎている~風間千景編~


「先ずは俺をその気にさせろ。」

俺が女の耳元でそう囁くと、僅かに俺を睨み付ける視線を送ってから躊躇無く俺の脚の間に屈み込み着物の裾を割った。

そして器用に牡茎を取り出し、女はまた躊躇無くそれに舌を這わせる。

俺は酒を呑み続けながら、俺の股間で蠢く女の一挙一動を見下ろしていた。

「……ん…………んくっ………っ…」

女は指と舌と口腔を駆使して、絶え間無く俺に刺激を与え続ける。

「気持ち……良いですか?」

俺を見上げ、そう問う女に俺は不敵に笑いかけた。

「ああ……。しかし、まだまだだ。
 もっと俺を煽ってみせろ。」

刹那、女の動きが止まったが次の瞬間には俺自身を根元まで一気に咥え込み、これ迄とは比べ物にならない程の激しい刺激を与えて来る。

舌を器用に使い、唾液を絡ませじゅぶじゅぶと下品な音を立てながら口腔で扱くように吸い上げる。

「………………っ」

その行為には流石に俺自身も大きく反応し、目を閉じて女の動きに身を委ねた。


暫くの間その巧妙な愛撫を堪能していたが、突然女の呼吸が乱れ咥内が熱を持ち始めた。

それに気付き、ふと女を見下ろしてみると、俺を咥えている女の目からぽろぽろと涙が零れている。


有希……。


最後に見た有希の泣き顔が鮮やかに脳裏に蘇り、俺は一気に吐精感が沸き上がって無意識に女の後頭を抱えた。

「……んっ………ぐ……」

最大に膨張した牡茎に喉の奥を突かれた女が嘔吐いたが……

「………っ…………有希っ……」

俺はそのまま……有希の名前を呼びながら……女の口の中に白濁を注ぎ込んだ。
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