藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第6章 ♡Story30♡ 文化祭
百合side
朝9時、七華高校による『七華祭』が開催される。
百合達と同じ喫茶店をやるところもあればおばけ屋敷、劇、などなど
生徒達が考えた催し物で盛り上がる。
百合達の喫茶店はメイド執事喫茶と定番だが、
他のクラスはコスプレカフェやゴーストカフェなど個性溢れる喫茶店がある。
「ついに開催だね百合!」
「うん、そうだね!立花さん、今日は一日頑張ってください(苦笑)」
「......あぁ。」
団司はさっきまで取っていた頭をかぶる。
「「「「可愛いぃ!」」」」
「......(睨)」
「あくまでクマが可愛いって言ってんだよ、
誰も立花団司が可愛いって言ってねぇだろ(笑)」
「......(睨)」
「団司さん、勤務中はその黒オーラ消してくださいね(汗)」←
「っ悪い......」
陸に注意されちょっとへこむ団司。
「いえいえ(苦笑)
まぁ今日は楽しみましょうよ!」
「あぁ、そうだな。」
「何か二人の間に友情が......生まれてる!」←
「美香ちゃん......(苦笑)」
こうして七華祭が開催された。
「何か例年より人多いって噂だぜ?」
「そりゃあ玲、ここには人気モデルの玉森百合がいるのよ?
ファンとかもどっかで情報は得てる訳だしいっぱい来るでしょ(笑)」
まだ始まったばっかりだが学校内は沢山の人で賑わっていた。
「こりゃあ忙しくなりそうだな(苦笑)」
「あぁ、俺らがここいいる本来の役目は護衛することだからな......。」
「急にSPみたいなことを......(苦笑)」
(立花さん、その格好で言われてもなぁ......)←
陸は着ぐるみを着た団司を見て思うのだった。
その一方で百合は早速ファンや他の生徒の目を引きつけていた。