• テキストサイズ

選択肢ゲーム【黒子のバスケ】

第3章 部活【黄瀬 涼太】


部活のメニューでの、ランニングが終わった黄色の髪の毛が特徴の黄瀬涼太は、タオルを首に掛けて水道へと向かった。水道に行けば、水が流れている音が聞こえてきた。


其処には、黄瀬と歳が変わらない女子が使っていた。その女子は、柚だ。どうやら、手を洗っているみたいだ。


「あれ?君って……確か……。」


黄瀬は、その柚を見た瞬間…不思議に思ったのか声を掛けてしまった。その声に気付いた柚は、水を止めて濡れた手をハンカチで拭く。


そして、黄瀬を見た柚はペコリと頭を下げる。柚を見た黄瀬はあぁ!と声を上げて何か思い出した。


「君は確か、新しく一軍のマネージャーに入った子っスよね?赤司っちに、紹介されて入ったって、本当っスか?」


コクリと頷く柚。そう、元々帰宅部だった柚は、赤司に認められたのか分からないが、部活の紹介で入る事になってしまった。


「オレの事知ってるっスよね?」


突然と黄瀬の質問に、首を傾げやがては首を左右に振る柚。その態度に目を丸くさせる黄瀬。どうやら驚いたみたいだった。
/ 112ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp