第13章 春の季節【葉山 小太郎】〈アンケート〉
→今日のお礼にいいよ。
柚の言葉に、数秒を目を丸くさせる葉山に対して柚は首を傾げる。やがて葉山は、目をキラキラと輝かせて、柚を見る。
「ほ、本当にいいの?!」
葉山は、ワクワクとさせながらもう一度柚に確認をする。勿論のこと言った本人である柚は、首を縦にコクコクと頷く。
「ありがとーう!!めちゃ、嬉しい!!」
葉山は、テンションを一気に高くさせては柚にそのまま抱き付いてしまった。当然の出来事に、目を丸くさせていた柚。
葉山は、僅かばかりだったが、頬を赤く染めては嬉しそうな表情をしていた。
「どうして、1年生の頃から知ってたかって言うと、お前のこと一目惚れしちゃったんだよな………。」
春の季節【葉山 小太郎】
〈END〉