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選択肢ゲーム【黒子のバスケ】

第12章 雪の中で【氷室 辰也】〈アンケート〉


朝早く起きて柚は、学校の準備をし朝ご飯を食べてから、家を出るのだった。家を出れば、辺りは真っ白の雪だった。


2、3mぐらい、雪が積もっている。息を吐けば、白い息が見える。マフラーや手袋をしっかり着けていた。


柚が学校着くなり、自分の鞄を教室に置いては、生徒会室へと向かう。そう、柚は副生徒会長なのだ。今回は、生徒会の仕事で、学校の雪掻きをしなければならない。


生徒会室に行けば、生徒会長に会えると考えていたのだ。生徒会室の扉を開けば、柚が思っていた通りに、生徒会長が雪掻きの用具を準備をしていた。


「おう、来たか。じゃあ、お前は正門をやってくれ。俺は、裏門をやっておく。」


生徒会長の指示に、頷く柚は用具を受け取り正門へと向かうのだった。正門に着いた柚は、雪掻きを始めるのだった。


その数分後だった。いくら手袋をしているとはいえ、やはりとても冷える。更に言えば柚の格好はスカートだからかなり、足下から冷える。


柚は、ポケットに忍び込ませてあったカイロを握る。其処から、ジワジワと暖かさが伝わってくる。
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