• テキストサイズ

選択肢ゲーム【黒子のバスケ】

第9章 距離感【笠松 幸男】〈アンケート〉


海常高校のバスケットボール部は、マネージャーなどを雇ってはいなかった。その理由は、集中が出来なくなるという。それだけだはなかった。


今回は【キセキの世代】…黄瀬涼太が入った。更に、黄瀬はモデルという事で女子が騒ぎ出すから尚更、雇えない。


しかし、ある女子は海常高校のマネージャーになった。その人物が松山柚だった。これは、バスケ部の監督から指名されて入ったらしい。


それも黄瀬のお気に入りの柚。柚は、1人でテキパキとマネージャーの仕事をこなしている。


「休憩だ。しっかりと水分補給しておけ!」

「「「はい!」」」


そして、バスケ部員の休憩が入る。その指示をしているのは主将の笠松だった。柚は、1人1人にスポーツドリンクを渡していく。柚は、黄瀬に渡すといきなりキラキラと目をさせる。


「ありがとうっス!柚っち!」


柚は、微笑んで頷く。その微笑みが、部員にとっては癒やされだった。そして、柚にある最後の一本を笠松に渡そうとする。


「あ、あああありが、とうな!」


女子が苦手な笠松は、毎回ドリンクを貰う際に、かなり焦っては言葉もまともにならない。
/ 112ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp