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選択肢ゲーム【黒子のバスケ】

第16章 テスト【笠松 幸男】〈アンケート〉


→可愛い。


クスクスと笑いながら笠松にそんなことを言った柚。その言葉を聞いた笠松は、複雑そうな表情をするばかりだ。


「おいおい、男に向かって『可愛い』はねぇだろ?」


笠松は、不満そうな声を出せば、柚は、ごめんねというばかりに手を合わせて笠松に謝るが、それでもクスクスと笑いどこか嬉しそうな表情をする。


「お前な………。」


笠松は、怒るわけではないがどこか呆れた表情をしては諦める。そして、笠松は英語の教科書を広げて、勉強を教えてもらう体勢へと入る。


それを見ていた柚は、先ほどとは違った表情で、真剣な瞳へと変えては笠松に教え始める。その時、笠松は柚に言った。


「テストが終わって、部活が開始したら、お前を呼んで、格好いいところ見せてやるよ…。可愛いなんて、言わせないからな。」








































          テスト【笠松 幸男】
                〈END〉
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