• テキストサイズ

テニスの王子様*あなたに憧れて*

第6章 ケジメ


竜崎「お、来たか」

竜崎先生が施設の玄関前で待っていてくれた

「お待たせしました」

私達はお風呂場へ入っていった

もちろん私は女湯





「ふー…きもちー…」

私は今、先生と露天風呂に入っている

全施設に露天風呂がついているらしい。

跡部財閥すげえ

そして今日のことを全て説明した

大事なことは一つ

忍足さんにバレてしまったこと

だがすみれちゃんは怒ることも慌てることもしなかった

竜崎「あやつは女には優しいらしいぞ」

そんなことまで言われた

「確かに納得してくれて、誰にも言わないとは言ってましたけど…」

私は壁にもたれかかりつつ、すみれちゃんをみる

竜崎「無茶を承知でここにいる。問題になったらその時考えるよ」

すみれちゃんにしては珍しく呑気だ

心配に値しないのだろうか

なら大丈夫かもしれない

私も考えるのをやめて、ふと設置されている時計に目を向ける

「あ、そろそろ行かないと」

私はすみれちゃんに先に上がりますねと言いお風呂場を後にした



急いで着替えて頭にタオルを乗っける

髪を拭く時間が無い

慌てて自分の施設の3階まで上り、洗濯室にて自分の洗濯物を投げ入れる

朝回せば良かったかもなんて今更思いつつ、乾燥機までしっかりかける

その間に髪を拭く

量が少ないのですぐに終わり、また慌てて部屋まで戻った

赤也に会うだけなのでサラシを巻かずにTシャツにパーカーを羽織り、屋上へかけ上った


なんとか時間通りに屋上にたどり着けた

切原「お、来た来た。」

いつから待っていたのか、屋上のベンチに腰掛けている

駆け寄り隣へ座る

切原「ほらよ」

自分のものとは別で、私にスポーツドリンクを買っていてくれたらしい

手渡されたペットボトルに口をつけて一息つく

切原「星、綺麗に見えるな」

そんな柄でもないことを言う赤也

私もそうだね。と返し、空を見上げた

/ 110ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp