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テニスの王子様*あなたに憧れて*

第4章 強化合宿のはじまり


AM8:00

各学校の部長が点呼をとり、全員揃っていることを監督に伝える

榊監督が頷くとグラウンドに停めてあるバスに乗せられた

15分ほどで跡部家の滑走路に到着し、そこからは飛行機だ

跡部さんの自家用ジェットらしい

「ケタ違いの金持ちだな…」

我が家はクルーザーは持っているが飛行機は持っていない

上には上がいるもんだなと再確認した

しかも合宿用の島を持ってるとか…もうなんでもアリだなと思い苦笑いする

桃城「俺、飛行機初めてなんだよなー!!」

桃がかなり高いテンションだ

前の座席からこちらに話しかけてくる

「俺もー。海堂は…」

隣の海堂を見ると顔が真っ青で手足を震わせている

「あー。うん。」

こちらはかなりのローテンション

妙に納得してしまう

そんなこんなでなんと一時間弱で島に到着してしまった

ここは一体何県なんだろう



島1つが全て合宿用になっているようで少し距離をあけて大きな建物が5つある

そして大量のテニスコートに、だだっ広いグラウンド

もう突っ込むのもめんどくさいレベルだ

「今日から7日間4つのチームに別れ練習してもらう。チーム分けは私、榊と竜崎先生の決定です。今からチーム編成と施設の概要を記した紙を配ります。受け取り、確認したものから部屋に荷物を置いてくること。10時からミーティングをしますので各施設のミーティング室に集まるように。尚、監督は2つのチームを行き来することになるので何かあれば携帯で電話をかけること。以上、行ってよし。」

榊監督の簡単な説明を受け、配られた用紙に目を落とす

上部にチーム編成が書かれ、その下には3階+屋上の見取り図が記されていた

1階はロビー、食堂、ミーティング室、風呂場、医務室

2階は選手の個室

3階は洗濯室、トレーニング室、談話室
トイレは各階各部屋にあり、無料自販機も備わっているようだ
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