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テニスの王子様*あなたに憧れて*

第2章 勝利のために


コートに戻ると全ての試合が終わっており

レギュラーメンバーが決定していた

「吉野先輩。大丈夫っすか?」

越前が澄ました顔で聞いてくる

「余裕。関東大会絶対勝てよ、チビ」

さっき自分がやられたように頭をぐしゃぐしゃする
帽子の上からだが

「ちょっとやめてください。心配して損した」

そう不貞腐れた越前に笑顔で返した



「それでは、今日は解散!」

部長の声が響くとそれぞれがお疲れ様でしたーと挨拶をして部室へ向かっていく。

私は海堂を呼び止め無理を承知で頼みを伝えた

「自主トレ、俺も参加していい?」

海堂は部活が終わったあと夜遅くまで自主トレをしている

ランニングや筋トレくらいなら出来る

「構わねえがついてこれなかったら置いていくぞ」

ぶっきらぼうな物言いだが私の考えていることを見通しているのだろう。

「サンキュ、海堂」

本日2度目のお礼をし、二人で自主トレへと向かった
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