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【関ジャニ∞小説】 Voice〜唄を愛する者〜

第10章 優しさに甘えて…


いただいたのど飴を口に入れると、レモンの味がした。


「美味しい…」


のど飴ってキシリトールが強くてあまり美味しくないイメージしかなかったけど、これは凄く食べやすい。


レモンと、ほんのり蜂蜜の香りがする。


錦戸さんが愛用してるってことは、よく効くんだよね?


美味しい上によく効くって、最高!


〜♪〜♪〜♪


「あ、メールだ…」


差出人はスタッフの1人。


メールには、さっきのパートの臨時リハーサルを行うってことと。


その日時。


日時は今日から4日後の午前8時から30分。


忙しい皆さんだから、これしか予定が空いていなかったらしい。


「忙しいんだなぁ…皆さん。

それに比べて私は…」


人と比べちゃいけないって分かってるけど、どうしても比べちゃうよね。


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