• テキストサイズ

【関ジャニ∞小説】 Voice〜唄を愛する者〜

第10章 優しさに甘えて…


その後は何もなく、スムーズに打ち合わせを終えられた。


「あ、お疲れ様です。錦戸さん」


「ん、お疲れ。花音ちゃん」


「さっきはありがとうございました」


「気にせんといて、大したこととちゃうから。

あ、せや。

手ぇ出してや?」


「手、ですか?」


言われた通り、右手を差し出す。


すると、コロン…と何かが乗った感覚があった。


「のど飴…ですか?」


「おん、これ結構喉にええで。

俺も職業柄喉に気ぃ使うから」


「ありがとうございます!」


「早く治るとええな」


「そうですね、早く治ってくれなきゃ困ります」


「そらそうか、お大事にな」


「はい。

のど飴、本当にありがとうございます」


「ええって、手持ちので悪いくらいやで」


そう言って、笑って帰って行く錦戸さん。
/ 231ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp