第4章 3人目♥音楽 ノアセンセー
「…んっ…はい…首筋禁止…」
とセンセーはあたしの顎を掴むと強く唇を重ねてきた。
センセーの舌に唇が開かされる。
その途端思わず声が漏れる。
センセーはそんな事お構い無しに激しく腰を突き上げる。
ギシギシとベッドの軋む音が煩い程に聞こえてくる。
「んふっっ…んっんっ…」
センセーに唇を塞がれても声を抑える事はもう出来なかった。
誰か来たらバレちゃうよ…
そんなヤバイ状況の中あたしは絶頂を迎えてしまった。
「ぁぁっ…ん…んっ…イクっっ!!…んっっ…」
あたしの喘ぐ声が保険室に響き渡った。
「そろそろ俺もやばいかも……―――っ」
耳元でノアセンセーが甘いため息をつくのを聞いた瞬間、
お腹に生温かいものを感じた。
あまりの気持ちよさにあたしの意識が軽く遠のいた…。
ノアセンセーはひとり衣服を整えると、ベッドから降りた。
「ノアセンセ…?」
「んー?」
「んーじゃなくて、単位は?」
「ああ、それねー。緖知里の声すごかったからなー。たぶんさっきの誰かに聞こえたよー」
ぎょっとするあたしにノアセンセーは苦笑した。
「でも約束通り単位はあげるから、安心しておやすみー」
しゃーっとカーテン閉めて、ノアセンセーはいなくなった。