第4章 3人目♥音楽 ノアセンセー
「……む…無理です…持ち…ません…」
あたしは精一杯小さな声で答える。
するとセンセーは余裕の声色で、
「…いいよー。イッちゃっても…何度だって構わないでしょ?…女の子なんだし。」
と囁いた。
あたしはもう一度キューッと締めつけると、前後に腰を振り始めた。
どんどん気持ちが昂ぶっていく。
ジーンとした甘い痺れが身体を襲う。
「…んっっ…ぁぁっっ…イ…クっ…んっっ…」
精一杯声を殺して、あたしは身体が求めるがままに腰を振った。
「…くっっ…」
その時、初めてセンセーの吐息が漏れた。
(いまのセンセーの声すごく色っぽい…)
ノアセンセーのセクシーボイスを聞きながら、あたしは絶頂を迎えた。
(やばい…もう無理、動けない…!)
倒れ込むとノアセンセーは優しく抱きしめてくれた。
「緖知里、イッちゃったね」
「……っ」
「でも俺も危なかった…」
苦笑しながらノアセンセーはあたしをベッドに横たえると、なぜかのしかかってきた。
ギシギシとベッドが軋む。
「さっきのだと、中に出しちゃいそうだったから体位変えよっか」