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【恋の乱】才蔵さんの嫉妬【R18 裏】

第3章 ※※※


「え…?」

「俺がいなくても毎日楽しそうだったよね。」

「何のことを言ってらっしゃるの?」

「あいつと一緒にいるのがそんなに嬉しい?」

「え?才蔵さん、…え?
まさか?嘘…。」

私は才蔵さんが何に不機嫌になっていたのか
やっと理解した。

才蔵さんに嫉妬されてしまった…。
え?この私が。

え?本当?……やだ、嬉しい…。
こんなこと初めてかも。

涙目になったしまってたけど、
ついつい笑顔になってしまった。

「何笑ってんのさ」

私の表情をちらっと見て
また才蔵さんは目をそらしながら言う。

「だって…才蔵さん…」
「何さ」

「嫉妬…してくれたんですよね、
私と彦兄ぃのこと。」

「…違う…」
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