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【恋の乱】才蔵さんの嫉妬【R18 裏】

第2章 ※※


「え?才蔵さん帰ってきてるんですか?」
幸村様から聞いてびっくりする。

「こっちこそ、え?、だよ。
真っ先にお前に会いに行ってるもんだと思ってた。
なんだあいつ?どうしたのかな?」

2人で首をかしげる。

「まだ何か任務が残っててお忙しいのでしょうか。
夜も才蔵さんのお部屋には帰っていらっしゃいませんよね。
灯りが点いてなかったような。」

「そういえばそうだよな。
俺も3日前くらいに話したきりだ。
それっきり姿を見てないな。」

「そうですか、会いたかったなあ。
忙しい人ですもんね。
すれ違いか。ちょっと残念です…。」

「今度見かけたらあやねが寂しがってたって
言っとくから。」

「え?!そんな!
寂しいなんて言ってません!
ちょっと残念だってだけで!」

「はいはい、まあ、適当に言っとくから。」

「幸村様ってば!!!」

あやねは真っ赤になりながら幸村と話している。

その様子を木の上から才蔵は見ていた。

「寂しい…ねえ。
ふん、どうだか。」
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