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ONE PIECE短編(仮)

第3章 (現パロ、ゾロ)


昼御飯を食べ終わり、ゆっくりとした時が流れている。

りんはソファで雑誌をよみ、
その膝にゾロが頭を乗せてソファの上で微睡んでいる。
ゾロの頭を撫でつつ、ページを捲るが頭では朝の会話を思い出していた。

(警察の身内?私が?家族になるってこと?……)

撫でる手をとめて、ゾロを見下ろした。

「……さっきの、私がゾロの家族になるって話……?」

ゾロがにやりと笑い、

「……やっと気づいたのか」

ぐしゃぐしゃと寝たままりんの頭を撫でた。

「まァ、ケジメつける為にも場を設ける。その時改めていうが……そのつもりで居ろよ?」

りんは開いた口が塞がらない。

「びっくりした。ゾロって将来のこと考えてたの?」
「ド失礼なことさらっと言いやがるなお前」

苦虫を噛み潰したような表情をしたゾロにりんはいう。

「だって、頭の大半は仕事か筋トレなのかと思ってた」

ピクリとゾロの片眉が跳ねる。

「心外だな。おれはお前のことで一杯だ」

起き上がりながら言葉を続ける。

「仕事は、出来るだけ早く出世して金もらって、お前を楽させてやりてぇ。
筋トレは、いざというときにお前を担いで走れるように。護れるように。
……お前に何をしてやれるのか、色々考えてンだよ。」

ゾロがりんの頬に手を添えて、正面から顔を鋭く見据えた。
その言葉に、心が温かくにじむ。

「……ほんと?」
「疑うのか」
「ううん。嬉しい」

りんはにこりと笑う。

「お前はわかってねェな」
「え」

ゾロの目が妖しく光る。

「確かに、言わなかったおれも悪いが…察して欲しいもんだな」
「えっと、ごめんなさい。」

一抹の不安を感じ始める。

「これからはもっと態度で示す事にする」
「お、お願い致します。」
「そういう訳でだ」

ヒョイとりんを抱き上げて歩き始めるゾロ。向かう先は寝室で……

「ぅあ?!」
「まずは分かりやすいやり方で、おれがどれだけお前を想ってるか知らしめてやろう」

くっくっくと意地悪に、目の奥にギラついた欲望をたたえながら見下ろすゾロにりんは

(まずったかも……)

色々と覚悟を決めた。

*******************
うーん、細かに描きたくてしょうがないのに上手くいきません。
終わりが中途半端。
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