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今 夜 か ら は 。

第4章 お鍋の日。


心拍数も大変な事に。

ドクドクドク…と忙し過ぎて
息するのも少しきついくらい。


小さく深呼吸し
膝の上でスカートを巻き込んで
握り拳を作る。


落ち着け、私。

大丈夫だ、行け、私。

と、気合を入れて…













 「し、渋谷さんがっ、ごっ、迷惑じゃなければ、」




下心をふんだんに込めた
辿々しい自分の声。












 「そのっ、とととな…」


緊張し過ぎて、うまく舌が回らず
吃りまくってる。

そんな私に渋谷さんは
ふっ、と笑みを唇に浮かべ…
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