• テキストサイズ

今 夜 か ら は 。

第4章 お鍋の日。


ぱいんかん、と
控えめにグラスが
合わせられる。









 「僕らの乾杯はこうやねん」

 「え、あ、そうなんですか…」

 「すばるくーん」



膝立ちの大倉さんが長い腕を伸ばし
渋谷さんも膝立ちになり
少し身を乗り出して
お鍋の上でグラスを合わせた。

その光景に
グラスをテーブルに置き
両手で口を覆い隠して
出そうな笑いを堪える。










 「どうしたん?」

 「ふふ…」
/ 417ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp