第4章 お鍋の日。

ヤスさんと隣の人が
言い合い始めちゃって。

どうしたら良いんだろう、と困ってたら…














　「お前らそんくらいにしとけ。横見てみ？めっちゃ困ってんで」




渋谷さんの隣を1つ開けた
座椅子に座ってる人が
呆れた顔をしていた。

2人とも私を見て
ごめんなぁ、と謝り…













　「大倉はもう1回謝らなあかんのちゃう？」

　「なんでやねん」

　「ついさっきのちゃんへ対する失礼発言忘れたん？」

　「あっ、ごめん！そんな意味で言うたんとちゃうから！」

　「え、あ、大丈夫です」