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過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 後編】

第18章 寄付してくれた婦人











ナナシが何とか普通に生活出来るようになり、
そろそろ教官としての仕事を再開しようと思って
訓練場へ行こうとしているとエルヴィンに呼び止められた。


何かと思って話を聞くと、今日多額の寄付をしてくれる貴族が来るので
ナナシの花茶を淹れてやってほしいと頼まれた。


何故自分に・・・と思っていると、ナナシの心を読んだエルヴィンが、
貴族は舌が肥えているし、花茶なら綺麗で美味しいから
文句も言われないだろうとの事だった。


エルヴィンの言う事も一理あると思い承諾すると、
彼は嬉しそうにナナシの髪を撫でて去っていった。



最近エルヴィンによくそうされるが、
何故そうされるのかイマイチよくわからない。

不思議に思いながらナナシはお茶の用意を始めるのだった。






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