• テキストサイズ

my self

第38章 楽しい時間




私が一人で色んな事を思い出してると

濃い化粧になった彼女が帰ってきた

私は、驚いて


「ちょっと濃いくない?」



「だって、あこがれの人に会うんだから

これぐらいでいいでしょう?」


そう言うと彼女は席に座った


「彼、びっくりするかもだよ」


「そんな事ないから!」



私はそんな彼女を見て可愛いなって感じていた

私は彼に会い過ぎて

そんな感覚も薄れているのかも知れない

そんな事を感じていた



そんな時に私のスマホに通知が届いた

見ると彼からで



《近くに来てるやけど

よう分からんから出てきてくれる?》


私は彼女にその事を説明してから

彼を探す為に店からでた


私は周りを見渡して少し歩いてみた

人通りも少なく通りに

彼らしき姿が見えなかった


私は心配になって必死で探し始めた時だった

突然後ろから抱きつかれて驚いた



安田「ゆめちゃん、おめでとう!」


そう言って私を抱きしめている彼の手に

小さな花束があった


「安田さん」



安田「ほらぁ、人が居る所じゃさ」


そう言うと恥ずかしそうに私に

そっと渡してくれた


「あ、ありがとうございます」



私は微笑みながら受け取った

その花束は今までに貰ったどの

花束より綺麗に感じていた



安田「ほんまに、おめでとうなぁ」



そう言うと彼は私の頭を優しく撫でた



安田「ほんなら、友達の所に行こうか

待たしてたらアカンしな」


私の手を優しく握ると歩きだし

二人で同僚が待ってる店に向かった
/ 120ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp