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my self

第34章 運命



すると突然彼は何を思ったか

布団ごと私は抱きしめた



安田「可愛いゆめちゃんを捕まえたぁ」


彼はそう言うと

さらに力強く抱きしめ続けたのだ



「ちょ、びょ、病院ですよ」



私は布団の中から私は慌ててた



安田「ほんまに、ごめんな

今度からほんまに気を付けるから、許してな」


そう言うと強引に私の布団を剥ぐと


泣いてる私を見て彼は驚いた



安田「ゆめちゃん....」



私は慌てて涙を拭いた

そんな私を彼は見つめると

優しく頬に手をあててきて


安田「また、泣かせてごめんな」


そう言うと優しく私の涙を拭いてくれた



そして俯く私に彼は優しく

おでこにキスをしてくれた



安田「病院やから、これで我慢するな」


そう言うと私に微笑んだ

私もつられて笑った


「そうですね」


安田「今日は、大人しく寝てるんやで」


「はい、わかりました」


彼に優しく頭を撫でられて私は微笑んでいた


いつもと違う雰囲気に戸惑いながら

彼に助けられた奇跡を感じていた

もし、彼が来てくれなかったら

私はどうなっていたんだろ

そんな事も考えていた



私と彼との不思議な運命の糸を

この時から強く感じ始めていたのでした







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