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my self

第22章 感謝




 ビデオ屋が終わって私はそのままコンビニに

行った


私が更衣室で準備をしていると

同僚の彼女が入って来た


「お疲れ様」


私が声を掛けると、彼女はニッコリと笑って

側に来た


「おつかれ、二か所って大変だね」



「うん、でも、夢のためだからね」



私は服のボタンを留めながら言った



「そっか、そうだよね、応援してるからね!


では私は休憩に行ってきまぁす」


そう言うと

裏のドアから出て行ってしまった


私も支度が出来て仕事に向かった






 彼女が帰って来るまで

私は仕事をして待っていた

どうしても彼女に伝えたい事があったから




彼女が休憩から帰って来たから

そっと彼女の側に行った



近寄る私を見ると彼女は不思議そうな顔をしていた



「本当にありがとう、とっても嬉しかった」



彼女に素直な気持ちを伝えてのでした



「な、何を言ってるのよ、気にしないでって

言ったでしょう?」



私は照れた顔で俯いた

それは彼女も照れていたからだ



「私、実は自分で彼女でいいのかなって

思ってた事があったけど

だけど、もう負けない自分になりたいなぁって」




「そっか、辛くなったらいつでも

聞くからさ無理したらダメだからね」



「うん、本当にありがとう」



「いいんだって、そろそろちゃんと仕事しないと

怒られられるぞ」



彼女はそう言うと、私に笑った

私もつられて笑いながら彼女から離れて仕事に

戻った



仕事をしながらも、私は幸福を感じていた

私にも心強い見方がいるのだと

嬉しくなっていたのだ



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