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my self

第41章 自分




 部屋の隅で私は膝を抱えて座っていた


彼の言葉がずっと胸の奥に刺さっていたから



私の夢はそんなモノだったのか

子供から絵を描くのが好きで

小学校の時に描いた絵が賞を取った時から

私は画家になる事を願った




それから夢の為に進んでいた

友達が恋だ愛だと言ってる時も

私は服を油絵の具で汚して

自分の腕を磨いていた



人一倍努力だって自分なりにしてきた

そして、誰にも見せずに悔し泣きもしてきた



どんなに落選しても

諦める事なんて出来なかった

だから必死で進んだのだ

そして今のチャンスを掴んだ



でも、彼に会ってから私の世界が変わった

それは悪い事なのか

彼と出会えて、私の色は明るくなった

そのおかげで私の作品は認められたのだ



その彼を失う事を恐れてはダメなのだろうか?


私には分からなっかった





でも、どこかで諦めている自分もいた


もうこの恋は終わりだと.....



あの冷たい彼を思うと

夢に向かって進めない私に

彼は呆れてのだと思った




明日からの自分を思うと

私の涙は枯れる事なく流れ続けたのでした




 
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