第2章 QUINTO ESPADA WITH PADER * 1
そう言われて再び幼女に目を向けてよく見てみると、
まだまだ発達途上といえるが、女の子らしい柔らかそうな真っ白な肌に艶かしい躰。
髪の毛も艶やかで、顔は子供っぽく、本当に珠の様に可愛らしい子だった。
“綺麗”や、“美しい”ではなく“可愛い”がぴったりの言葉だった。
市「…ホンマや…うわっ、むっちゃ可愛えやないですか。藍染隊長の娘になんてもったいない」
東「確かに可愛らしいな…」
『ぱーぱ…?』
市「あ、喋った。てかボク、ぱぱちゃうよ?キミのお父はんは、ほら、あっちあっち」
『ぱぱ…?』
東「私では無い。こちらのお方だ」
『おじしゃん…?』
藍「なんで私だけおじさん呼ばわり?だけど声も首傾げる姿も可愛いぃぃぃぃ」
『くちゅっ( >д<)=3』
藍「くしゃみしたぁぁぁぁ!ねぇ!ギン!今の聴いた?!くしゃみまでかぁうぃぃぃぃぃぃぃぃ」
市「ちょ、も、うるさっ。この子、裸なんやし寒いンとちゃいます?ほら、ボクの貸したげるよ」
そう言って市丸は自身の死覇装を産まれたままの姿だった(仮)藍染の娘に掛けてあげた。
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