• テキストサイズ

あなたの声が聞きたくて【ハイキュー!!】

第40章 第39セット







点数26対26





回ってきたサーバーは及川。




放たれたサーブは最早スパイクに近く、西谷が弾かれるほどだった。



及川のサービスエースに湧き上がる会場。


青城のマッチポイント。




二人で及川のサーブをとるのは無理だと判断した澤村が東峰との三人体制に変更した。



ボグッ



鈍い音と共に上げられたボールはダイレクトで叩かれ、上げたボールを東峰が打つも決まらず、代わりに及川の視線フェイントにブロックがつられ岩泉のスパイクが決まった。



2セット目の軍配は青城に上がった。





「結局フルセットか、、、。

最初の練習試合、IH予選、そんで今、、、

なんだかんだ青城とは一番濃い試合してるよな、、、」








___セットを落とす気などさらさらない



でも この 得も言われぬ 感覚



やり辛い相手


面倒くさい相手


去年まで大した縁も無かったのに


格下だったはずなのに


こいつらとは フルでやる 宿命





青葉城西・烏野というチームは、

これから先も続いて行く。


でもこのメンツでは、これが最後。









ファイナル・セット




最後の勝負だ。



/ 638ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp