第37章 第36セット
*及川side*
対人を3分くらいやったあと、優はボールを持ってステージの後ろまで下がった。
マイクを持った愬波ちゃんがキョロキョロと誰かを探すように会場を見た。
愬「えーっとじゃあ、、、及川どこ?」
「えっ、あ俺!?」
愬「おーいかーわくーん、手ー上げてー?」
手上げろとか、、、素直に従うか、、、
「ほーい!」
愬「あ、そこか!岩泉もいるよね!花巻と松川いる?」
花松「イマセーン」
愬「よし居る。渡もいるかい?」
渡「はい!」
愬「おー、纏まってたのね。じゃあ、その回りにいるバレー部じゃない人!」
「「「「「「???」」」」」」
愬「一応危ないから離れてたほうがいいよ?」
びっくりしながらもみんな俺らの周りから離れていった。
「待って!!?何すんの愬波ちゃん!!」
愬「この子が今からそこのバレー部男子にサーブ打ちます!」
バレー部「ウソダロ、、、」(;゚д゚)
愬「バレー部なら、とれるよね?」
周りはいくら何でも無理だ、届くのか?ピンポイントすぎだろ、信じようとしなかった。
しかし
「まさか、、、本気サーブじゃないよね?」
岩「バレーに関してはあいつの考えは読めん。」
花松「及川、渡。任せた!」
「二人も混ざって!!バレー部のメンツがかかってるよ!」
とても恐怖していた。