第37章 第36セット
司「続いて三つ目!『男子をかっこいいと思うのはどんな時?』です!〜をしている時と答えていただいても構いません!」
こんなの、、、決まってるよ。
司「何でしょうねぇ、4番さんの回答はどれも目を引きますねぇ」
《自分のすべてを捧げて全力で取り組んでいるとき》
これだけはハッキリしてるよ。
みんなのバレーしてる姿は
どんなときより、ずっとずっと
かっこよくて、きらきらしてる。
司「質問はこれにて終了です!ここで途中投票と行きましょう!
皆さん、いまケータイはお持ちですか?
事前に青城文化祭の特設サイトに登録していただいたと思います。そこから一人一票、『この子いいね!』と思う人に投票してください!その間候補者の皆さんには特技披露の準備をおねがいします」
特技披露って何。聞いてない。
何やるとか決めてない。
え、どうしよ。
愬「優おかえりー。随分大胆だったわね」
ひゅーひゅーなんて茶化してくるけどそれどころじゃない。
預けていたケータイを貰い、訊ねる
《特技披露って何やればいいの、、、》
愬「あ、次特技か。悩むことないでしょ。」
ん?と首を傾げたら着替えとボールを渡された。
愬「あんたはやっぱ、バレーっしょ!!」