第37章 第36セット
*及川side*
かわいい。かわいい。かわいい。かわいい。かわいい。かわいi「うるせぇよッ!!」ドガッ
「フギャッ!!何すんのさ!!」
岩「うるせえ!さっき抜け駆けした分だ!」
「俺は、悪くない!優が可愛すぎるのがいけないんだもん!!」
岩「もんとかヤメろ。気持ちわりぃ。」
「ヒドっ!!?」
黙々と衣装を着続けているとふと思った。
「ねぇ岩ちゃん」
岩「んだよ」
「もし(俺の可愛い可愛い)優をナンパなんてしよう輩がいたら追い払ってもいいよね?」
岩「とりあえず()ん中見えてんぞ。ぶっ飛ばしてやろうか?」
「俺の心読むのヤメテ下さい!!」
岩「まぁでもナンパに関しちゃ基本的に女達がなんとかすんだろ。俺らは最終手段だ。」
岩ちゃんのこの言葉の意味は後に知ることとなる。
「優!」
更衣室を出て優のところにすっ飛んでいく。
俺のクラスに若干の賑わいが起きてるのはきっと優目当てだろう。
男の他にも女の子がチラホラ。
それを気にせず入っていき優の髪に触れる。
「ちゃんとイイ子にしてたみたいだから、とびっきり可愛くしてあげるね?」
いきなりでびっくりしたのか、俺の姿にびっくりしたのか、優は目を見開いた。