第35章 第34セット
痛みの引いた足を気にしつつも久しぶりにみんなと帰った。
久しぶりに賑やかな帰り道だった。
これが前まで普通だったのに、なんだか懐かしい。
花「優お前明日バレー出るんだろ?ぜってー観に行くかんな!」
え、それどこ情ほ、、、何目逸らしてんだ徹、はじめ。
にっこり笑って二人を見ると「いやだってみんな気になってたし!」とか「優のバレー応援したかったんだもん!」とか言い訳してきた。
分かってるっての。
私より高い位置にある二人の頭を撫でまた歩き出す。
松「あ、でも聞いた話だと女子の優勝チームは男子バレー部と試合するとか、、、」
「「「えっ」」」
知らなかったのかな?
松「エキシビションマッチだって」
岩「うそだ、、、」
及「明日俺の命日かも、、、」
んー楽しみだなぁ(*´ヮ`*)
及「みんな、明日は心してかかろう。」
「「「おう。」」」
珍しく、みんなの意見が一致した。