第35章 第34セット
*及川side*
今日はね、岩ちゃんに優に関わる大事な大事な話をするんだ。
もちろん、マッキーたちにも聞いてもらう。
と言うか協力してもらう。
部活で既に着替えを終えた俺はベンチに座りながら、俺に背を向けてネクタイを結ぶ岩ちゃんを見つめる。
「ねぇ、岩ちゃん?」
岩「んだよ。」
「みんなも気になってると思うから聞くね?」
「岩ちゃんは、優のこと好き?」
一瞬にして部室から音が消えた。
みんな俺を見ている。
岩「急に、何言って、、、」
「ハッキリさせたくてさー。変な所で気遣いたくないしね?」
岩「、、、」
花「珍しく俺も及川に賛成。」
松「俺も。」
国「俺もですね」
金渡矢京(俺/僕らはそうゆうんじゃないからなぁ、、、)
「珍しくってのは余計だけど、同じ意見てことだね。」
答えてよ、岩ちゃん。