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【ヘタリア】突然現れた味音痴【攻男主】

第7章 旅行編



「パンツ買いに行くかぁ?」

からかうような目線をアルに向けるアーサーに流石に怒りが湧いたのかアーサーを睨みつけ

「You are too rude‼︎」

吐き捨てるように放った言葉、早すぎて何を言ったかは分からないけれど怒っていることは分かる。

「ちょっとアーサー、アルの事からかい過ぎだよ」

このままじゃ本当に喧嘩になるんじゃないかと思いそろそろ止める為に言葉をかける。

「そうだぞ!俺は替えのパンツなんて必要ないよ!」

「ははっ、そりゃ余計なお世話だったな」

からかうのを止めないアーサーにアルはお餅の様な頬をプクッと膨らませてしまう。本当のお餅の様で怒っているアルには悪いけど突きたい衝動を抑えきれられず優しく俺の方に向いている頬をプニッと突く。
(やっ…やわらかぁ…!)

その吸い付く様な肌に俺は止まらなくなってしまい何回か指で優しく突いてから、次は摘んでその柔らかさを味わう事にした。

「アル、すっごい柔らかい…!何これすごい」

「〜〜ッッ、もう!なお!そんな摘まないでくれよっ」

口を開くと同時に口の中にあった空気も抜けていく。
恥ずかしいのか摘んでいた手を掴んで離させる。もうちょっと触ってたかったなーと少し残念に思いながら仕方なく手を離す。
まぁ、恥ずかしがってるアル見れたからいっか。

今のやり取りが終わった時には結構前に進んでいて後もう少しかと思っていた時、思い出した。

「ねぇ、入る前に病院がこうなる前の話しようか」

「えぇ⁉︎いっ、いいぞ!そんなの!」

「へぇ…そんなんあんのか、面白そうじゃねーか」

「えっとね………






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