第4章 メンバーの気持ち*大貴side*
コンサート帰りに倒れていた愛湖。
そんな愛湖を山田が楽屋へ運んだ。
その時点では彼女に対して何の感情も抱いていなかった。
だけど彼女が目を覚ました瞬間─。
…一目惚れだった。
大「あ"ーッ!!」
圭「うおっ!大ちゃん、急にどうした?!」
大「何でもないやい!」
思いきって告白したんだ。
だけどハッキリ「ごめんなさい。」と言われた。
そりゃそうだよな。
山田と付き合い始めちゃってるし。
薮「さては大ちゃん、振られたなw」
大「なっ…?!」
薮「え、そうなの?冗談で言ってみただけなのにw」
慧「相手、誰ー?」
俺は山田の方をチラッと見た。
ヤツは呑気に音楽なんか聴いてやがる。
光「えっ?! え"ーーー?!」