第16章 和解
舞「おはよ。」
愛「舞っ!聞いて!」
舞に涼介とやり直す事、片桐さんたちの事を話した。
舞「嘘っ!おめでとー!良かったね、ホント(泣)。でもあの子たち、大丈夫かな?」
愛「昼休み、二人と話してみる。」
今日の片桐さんたちは私に近付く事はなかったけど、こちらを見ては何か言っている感じがした。
そして昼休み。
采「話って…?」
愛「昨日の事なんだけど…。」
零「…。」
愛「私、涼介と付き合ってる。」
采「嘘……。」
知り合ったきっかけなどを話した。
愛「人に言いたくなるのは分かるけど、やっぱり涼介やメンバーに迷惑かけたくないから…。」
采「…言わないよ。ね?零。」
零「うん…。」
采「私、涼介ファンだから正直すごく腹が立つよ。でも涼介も愛湖ちゃんも幸せなら、それでいい。」
愛「二人とも…ありがとう。」
零「いつか紹介してね?」
愛「うん!もちろん!」
これで一つのわだかまりがなくなって、心が軽くなった。
あとはメンバーにちゃんと伝えなくては…。