第3章 ドキドキ
メンバーを自宅まで送り届け、最後に残った私と涼介くん。
車は私の住むマンション前。
愛「今日はホントにありがとう!」
涼「うん!後でまた連絡する。」
─チュッ
愛「んっ…?! りょ、涼介くん?」
涼「ごめん。嫌かもしんないけど…許せなくて。」
と言って私の太ももを撫でる。
涼「知念の感触、消しときたい。」
愛「んっ…でもっ。これ以上は…。」
涼介くんの手がスカートの中に入ってきたので、マネージャーさんの目が気になって思わず逃げてしまった。
涼「ごめん…。」
愛「ううん!」
何だか気まずい空気のまま、マンションのエレベーターの前まで送ってもらって、そのままエレベーターに乗った。