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love songを奏でる日々【短編】

第3章 575




『君のことが、頭から離れないの。』

なんて打ってドキドキしながら
送信ボタンを押す。


祈るように携帯を抱えて目をつぶる。


ピロロン
数分の沈黙の後、返信が来る。

『なんだよー いきなりww』

予想通りの反応。
それでもここで終わらせられない。


『冗談じゃないよ!
会いたいの!!』


精一杯の今の私の気持ち。
メール画面に乗せて伝えたい。






届かない 距離だからこそ

届けたい。


fin.

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