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久世くんには恋愛論を

第6章 恋愛論Ⅴ








「・・・はいはい、」



 そう言って私を抱きしめ、ポンポンと頭を触る久世。私は大人しく久世の胸に頭をつける。





「・・・っ、うーっ・・・」
「ねえ、その可愛くない泣き方、どうにかならない?」
「う、るさいー・・・っ、うっ、わぁぁーんっ・・・」





 それ以降、久世は何も言わず、ただ私の頭を撫で続けてくれた。







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