第4章 狂った果実～ジルorアラン編～

『っあ…』




ジルは思わず大きく声を上げてしまい

はっとして

恥ずかし気に唇を噛む。




『アラン殿っ…やめて…ください…』




「なんで？

ガチガチじゃねえか。

すぐにでもイキそうだな、ジル…」





アランは少しずつ手を速める。




『くっ…はぁ…それ以上は…許しませんよ

それ以上は…はぁ…はぁ…』




「くすっ…許さねえって…

この状況でよくそんな事が言えたな。

息、荒げて、

勝手に気持ちよくなってんのは

おまえだろ、ジル」




くちゅくちゅくちゅくちゅ…




『ああ…っ…本当にもう…

やめて下さい…』



「なに、イキそう？」




『くっ…』




「早いな…

興奮してんのか？

このド変態」




『っ…』




「しょうがねえな……

イカせてやるよ」