イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】
第20章 狂った果実~アランorユーリ編~
レオ「うん、本当に」
アラン『は?おい…』
ユーリ「教えて下さい」
レオ「タダってわけにはいかないな。
今夜、俺の部屋に来てくれる?
お茶でも淹れて…ね」
レオの口の端が妖しく持ち上がる。
アラン『おいやめろって』
ユーリ「分かりました。
レオ様の好きな茶葉、
用意しておきます」
ユーリも負けじと微笑み返した。
レオ「じゃあ、今夜」
レオはユーリの耳に唇を寄せて。
レオ「もちろん、一人で来てね。
楽しみにしてるから」
そう妖しく囁いて
去って行った。
『ユーリ、おまえっ
あいつには近づくなっ』
(危険すぎる!!
こんなに可愛いユーリが
夜中に一人であいつの部屋に行くなんて!!
子羊が
狼の檻に入れられるようなもんだ!!)
「じゃあ、アラン様。
さっきレオ様が言おうとしていた事
教えてくれますか?」
『それは…///』