第16章  狂った果実～アランorルイ編②～

「ひゃんっ /// 」




（何その声…

………エロ可愛すぎ）




『くすっ……甘いな』




「っ………君が……

はちみつなんか…………ぁ…

使ったり、する…から………ん…」




『ふーん』




アランは荒い息のまま

耳まで舐め上がり

激しく耳たぶを犯す。




ちゅぷっ…………ぴちゃぴちゃ…




いやらしい水音が

ルイの脳に直接響いて。




「ぁっ、ぁっ、ぁっ、」




小さく声を溢すルイを横目に見ながら

低く囁くアラン。

甘い吐息が

ルイの鼓膜を震わせる。




『なあ…

どこが気持ち悪いの？』




アランの指先が

ルイの身体を荒々しく弄り始める。




ぬるぬる…ぬるぬる…




「ん………

…やだ…………」




アランの舌の動きが更に激しくなる。

ルイは身を捩るが

アランの力強い腕から

逃れることは出来ない。




『言えよ。

何処？

ここ？

それとも…………ここ？』




ぬるぬる…ぬるぬる…

くりっ…………




アランの意地悪な指先が

ルイの突起にひっかかった。