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イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】

第15章 悪魔のお仕置き~ユーリ編②~



『腕を上げて頂けますか?』




「あ、はい」




『そのまま、頭の後ろで

手を組んでいて下さいね』




「はい」




気を取り直したのか

ユーリは、にっこり笑んだまま

言われた通り

頭の後ろで手を組む。




(おやおや……

いいのですか?

そんな姿を曝して。

触ってくれと言わんばかりですね。

………いいでしょう。

そんなに触って欲しいのなら)




誰も触って欲しいと言っていない。




が。




『じっとしていて下さいね』




ジルは

ユーリのしなやかな筋肉で覆われた胸板に

メジャーを巻き付けた。




(こ…………これは!!)




ジルは思わず

アメジスト色の瞳を

妖しく光らせた。





メジャーの端が

ユーリの愛らしい乳輪に食い込み

ジルを誘っている。




(かつて

これほどまでに

私を誘惑した乳首があったでしょうか)




ジルは

メジャーの位置を直す振りをして

誘われるまま

ユーリの乳首を

指先で柔らかく撫でた。






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